ディンと殴る

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夢って、腐っちまうのさ Part-2

兵庫のベンヴォーリオでお馴染みの、一辺角総統殿からバトンを貰いました。
「オチバトン」と言うそうです。
バトンを回した人が指定した文がオチになるような文章を書くバトンだそうです。
ここで言ってしまうんですが、「まるでシューベルトだね」が、オチに指定されてます。
ただ、こんなカテゴリとかブログタイトルですけど、
僕にはクラシックの知識なんて何一つありません。
なので、クラシカルな知識に依存するようなハイソな文は書けません。
あしからず(あしからず)
ちなみに、意外と長くなったので、二部に分けました。
1つ前のPart1から読むとよろしいでしょう。
あっ、40分くらいかかりました。




正門から庭に架かったところには公孫樹(いちょう)の木があり、秋には銀杏も落ちる。
ただ、父がそれを好まなかったのと、男しか居ない食卓での調理の手間を考えると、
銀杏は家で食べることはまず無かった。
なので、銀杏は公孫樹の葉と一緒に刷き溜め、玄関に置いておき、
好きな人が持って行くというのが通例となっている。

竹箒で枯葉をを除けていると、ちりん、という高貴な音が鳴った。
これは事良きと、そのあたりを手探っていると、赤錆びた鈴があった。
何処から来たのだろうか。僕に心当たりは無い。僕がないとなると、父でもないだろう。
では、小父さんだろうか?だが、小父さんがこんなハイカラな物を持つだろうか?
そんな事を考えていると、ふと頭を引っ掻くような違和感を覚えた。
この鈴、もしや。
・・・。
そうだ、思い出した。
これは母の思い出の鈴だ。
母が、大事に大事に持っていた鈴だ。
そして、母が父に遺した唯一の形見だ。
何故、父、母ともに後生大事に鈴を抱え持っているのか、ということだが、
それは僕の幼少時のエピソードに直結する。

僕が生まれて直ぐのこと。直ぐと言っても半年程は経って居たろう。
父方の両親が、僕を見に家を訪ねた事があった。
祖母と祖父は、半年が経っていても気が動転しており、
生まれる前に用意したという髪飾りや女の子用の服も持って来た。
やはり、初孫だから、張り切るのは解るが、
性別が判明するまでそういうのは控えるべきではないだろうか。

ここで持ってきた髪飾りこそ、その鈴の正体である。

その綺麗な髪飾りには鈴がついており、僕はそれを大層良いとしたそうだ。
これには祖母らも喜び、僕に髪飾りをそのまま与えた。
そして祖母、祖父、母、父はそのまま座談へと入ったそうだ。

その間に、僕は飲み込んでしまったのである。髪飾りを。
それにいち早く気づいた母は、僕からそれを取り上げたそうだが、
ゴムを引っ張っても、鈴だけは口腔に引っ掛かってしまったらしい。
その後は、病院だ、なんだ、と本当に大変だったらしい。
だが、いち早い処置と、飲み込みが浅かったこともあり、無事に鈴は取り出せたのだ。
その鈴を母は、お守りとして持ち歩くようになったのだ。
大きくなった僕に、その話をしたときに、母が最後に言った言葉をよく覚えている。

「修斗がベルを飲みこんだのよ。あのときは本当に焦ったわよ。」

「修斗にベルが入って・・」

「まるでシューベルトだね」

銀杏の木は、何時までも残っている。
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00:51 : たけのこのマーチトラックバック(0)  コメント(3)
京都に住んでいません。
サンクス店員17歳。
性癖は極めて普通です。
クワガタに性的魅力を感じます。
あなたがクワガタなのであれば、それは喜ばしいことであります。
ただ、京都なんて遠いです。
タイトルの通りです。
誰か、見て来てください。

2008/09/05(金) 01:07:32 | 中の人 │ URL | [編集]

いや、ご馳走様でした。
壮大な前フリにあるぴのさんの片鱗を見ました。
どこまでも細かい設定とかもうご馳走様でした。
参考にしていきたいです。

あっ、京都と兵庫に住んでます。
なんにもしてない17歳。
性欲は殆どありません。
オナニーは見るより見られたいマジで。

2008/09/06(土) 09:30:01 | 一辺両端角相等 │ URL | [編集]

>一辺さん
ありがとうございます。
死にます。

2008/09/07(日) 23:14:50 | 中の人 │ URL | [編集]

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